漆塗りのお椀への憧れは、ずっと心の中にあって、いつか使ってみたいなと思っていました。ただ、デイリーに使うにはハードルが高そうなイメージだったり、値段もしっかりとしたモノが多かったりで、なかなか踏み切れないでいました。

石川県加賀市の山中温泉で100年以上前に創業した「我戸幹男商店(がとみきお しょうてん)」のお椀は、初めて使う漆器としてすごく良いなと思っています。

石川県には「木地の山中」「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」と称される三つの産地があります。木地において山中は、全国でも有数の産地です。

今回セレクトしたお椀は、木目が美しくて丈夫な欅(ケヤキ)を使用しています。種類は欅、紅欅、古代欅の3つになります。

紅欅と古代欅は、漆を塗っては拭き取る作業を繰り返す拭き漆(ふきうるし)という技法を用いています。塗って拭き取るの作業を繰り返すことで透明感を残しつつ、光沢が増していくそうです。

確かな技術で作られており、品質も高いけれども、日常使いできそうな価格です。これから毎日、お味噌汁を入れて使っていくのが楽しみで仕方ありません。

こちらの商品は、オンラインショップでもご購入いただけます。
https://shop.maika-life.com/shopdetail/000000000214

■我戸幹男商店 汁椀 各¥3,850(税込)