語り継がれるような歴史や背景があって、それに現代の暮らしに合うようなエッセンスが加えられているようなプロダクトに魅力を感じることがあります。
新しく入荷したamabro(アマブロ)の「MAME」はまさにそんな魅力を感じることができる器だなと思っています。
佐賀県の有田地方で作られている「有田焼」は、大壺や大皿などが盛んに作られていた時代がありました。
しかし、時代の変化とともに核家族化が進み、大皿を囲うという食卓での需要が少なくなってしまい、制作途中の下絵段階で止められた大皿が、行き場なく大量に残っていたそうです。
そんな下絵のデザインを豆皿に落とし込み、さらに新しいデザインを加えています。
一見、少し派手に見えるかもしれませんが、色が絞られているから食卓に置いても馴染みますよ。柄が全部で5種類です。
■amabro MAME ￥1,650(税込)