北欧の定番食器ティーマについて語る上で避けて通れないのがKILTA(キルタ)の存在。フィンランドのデザイナー Kaj Franck(カイ・フランク)によって、デザインされました。カイ・フランクは、フィンランドでは知らない人はいないし、日本でも今月から作品展が行われますね。
キルタは、1953年~1974年まで生産されていました。このキルタをベースにして、1981年から生産されたのがティーマになります。この二つの違いは、素材。キルタは陶器製なのに対し、ティーマは磁器製。電子レンジや食洗機などの普及により、より暮らしの中での使い勝手を考慮して作られたのがティーマです。
個人的には、キルタの優しい色合いや、陶器ならではの経年変化が好きですね。ただ、キルタは、生産されていたのがティーマよりも古いこともあり、状態が良いモノになかなか巡り会えないのです。
今回のフェアでは比較的状態の良いキルタのプレートも、いくつかご用意できました。ぜひ、見比べていただきたいなと思います。
maikaの暮らし展 Teema(ティーマ)
日時:9/21(土)~9/29(日) 11:00~20:00
お知らせ事項:
・事前のご予約やお取置き、お電話でのご注文は承っておりません。予めご了承下さいませ。
・期間中は、ティーマ以外の北欧ヴィンテージ食器も並びます。
カイ・フランクの作品展の情報はこちらからご覧いただけます。
■日本・フィンランド国交樹立100年記念 没後30年 カイ・フランクhttp://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2019_kajfranck